デリカビース織り教室 TOP > 講師紹介


豊田里子 プロフィール


豊田里子プロフィール写真
2000年3月デリカビース織り協会入会
2002年12月講師認定
2004年6月準師範認定
2006年6月師範認定

2003年3月自宅にて豊田里子ビーズ教室を始める
2003年6月ユザワヤ芸術学院吉祥寺講師就任
2006年10月サンケイ・リビングカルチャー倶楽部講師登録
2011年6月「BEAD&BUTTONSHOW」(USA)講師
2012年6月「BEAD&BUTTONSHOW」(USA)講師
2013年6月「BEAD&BUTTONSHOW」(USA)講師
2014年6月「BEAD&BUTTONSHOW」(USA)講師
2015年6月「BEAD&BUTTONSHOW」(USA)講師



豊田里子 受賞歴


2008年7月ビーズグランプリ 2008
佳作入賞
2009年6月BEAD DREAMS 2009
BEST IN SHOW(最優秀賞)objects or accessories 1st
2010年2月International Orchid Festival Japen Grand Prix2010
美術工芸審査部門 特別賞受賞
2010年6月BEAD DREAMS 2010
BEST IN SHOW(最優秀賞)objects or accessories 1st
2011年6月BEAD DREAMS 2011
objects or accessories 3rd
2012年6月BEAD DREAMS 2012
objects or accessories 入賞
2015年6月BEAD DREAMS 2015
objects or accessories 入賞

ビーズ織り作品4
ビーズ織り作品1

ビーズ織り作品2

ビーズ織り作品3



ごあいさつ


皆様はじめまして。
ビーズ織り教室の豊田里子と申します。
東京と杉並区宮前の自宅で教室を行っております。

もう何年前のことでしょうか。
旅先で立ち寄った小さなショップでの出来事…それがすべての始まりでした。

店内に入ると、南米ペルーから届いたというビーズ織りでできた袋状のペンダントが、私の目に飛び込んできたのです。
目を輝かせながら、私は、それを手にとりました。
細部に渡り見れば見るほど小さなビーズ1つ1つの可愛らしさと色に魅せられ、そしてビーズの世界に誘われて行きました。

後日、多彩な色を持つMIYUKIのデリカビースに出会い、髪飾り・ブローチ・ネックレス・ハンドバッグなど、色々な作品を制作し、触れて行くにつれ、私は今までにない日本の伝統文化と自分の個性をマッチさせたビーズ作品を作りたいと強く思い始めるように成りました。

その想いを、初めて形にしようと取り組んだ作品が、日本文学史上最高の傑作であり世界的にも評価の高い「源氏物語」を題材にした「藤壺」。
茶箱(約34cm×49cm×44cm)覆うこの大きな織物のモテイーフと色彩に全身全霊を傾けて製作することに成ります。
想いを形にした第一作目となる「藤壺」は2009年アメリカ・ミルウォーキーに於ける世界最大の大会・BEAD&BUTTONSHOWに出品する機会を得。
出品出来たことだけでも夢のような出来事だったにも関わらず、なんとこの「藤壺」は「BEAD DREAMS 2009」BEST IN SHOW objects or accessories 1st.
1位が発表されたその時、遥か昔のことと思っていた小さな小さなショップでのビーズとの出会いが、9年前の出来事だった事も思い出されました。

そして、翌年取り組んだ第2作目は、日本の伝統工芸である「藤壺」縦150cm×横140cm「萌黄(モエギ)色」と呼ばれる日本独特の色を用い、そこに、風に舞い散る桜の花を配して「日本の春」を表現してみました。
この作品も2010年BEAD&BUTTONSHOWに出品し、再び「BEAD DREAMS2010」BEST IN SHOW objectsor accessories 1st.
1位を受賞。
BEAD&BUTTONSHOWにおいて同一の日本人が2年連続で受賞は初の快挙でした。

私の心の中にあり続ける旅先で出会ったビーズと、日本の伝統文化と私の個性。
この3つが常にせめぎ合いながら新たなビーズの世界へ導き続けてくれています。